富士山、立山とともに日本三名山の一つ白山2,702mの登山
白山は富士山、立山とともに日本三名山の一つに数えられ、石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがり、山頂部は、御前峰(2,702m)、大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)で構成されています。古くから「しらやま」や「越のしらね」の名で和歌にも詠まれましたが、信仰の山としても知られ、御前峰山頂には白山奥宮があります。養老元年(717年)越前の僧泰澄が、はじめて白山に登り修行したのが信仰登拝の始まりと伝えられています。1億年余り前には湖底にあった白山地域が、その後少しずつ盛り上がって何度も噴火活動を繰り返して火山として誕生し、今日にいたっています。万年雪が残り、高山植物の宝庫として知られる山頂部、広大なブナの原生林の広がりとそこに生息する多くの野生動物たち、深い谷間から山ろくにかけて数多く噴出する温泉群など白山は多くの魅力をもっています。今回は岡山、京都、福井えちぜん鉄道で永平寺に参拝後勝山よりタクシーで白山登山口の白山温泉にある日本秘湯を守る宿の『永井旅館』に一泊して翌日『砂防新道経由』で頂上をめざし、白山室堂センター2448mに宿泊して翌日御前峰(2,702m)山頂でご来光を迎え、白山室堂センターで朝食後別当出合登山口迄下山、11:30別当出合発の路線バスで金沢へ京都、岡山経由で帰宅した。
▲平成21年7月18日(土)《1日目》
観音寺発07:25(特急いしずち4号)詫間発7:37 多度津乗り換え(南風2号)宇多津発7:58 →岡山着08:38 岡山発08:49(新幹線のぞみ6号)京都着09:51 京都発10:10( 特急サンダーバード11号 )→ 福井着11:31
福井発11:56えちぜん鉄道→永平寺口着12:19 永平寺口タクシー→往復←永平寺
永平寺口発15:20→勝山着15:50 勝山発16:00→ジャンボタクシー→市ノ瀬着17:00
永井旅館(白山温泉)で一泊
▲平成21年7月19日(日)《2日目》高低差1,452m 距離6km
市ノ瀬7:00→6Km約バス0:20→別当出合登山開始(1,250m)(砂防新道経由)→1時間→ゆるやかな登りで中飯場→1時間→単調な登りが続いて別当覗このあたりから亜高山帯→1時間→ガレ場と階段の急登をしのいで甚之助小屋→急坂の後、南竜道との分岐点(2,090m)、別山が正面に見える 高山植物を見ながら1時間→12曲がりを経て、黒ボコ岩(2,320m)を過ぎると、風景は一変して弥陀ヶ原(2,350m)の感動の世界へ30分程で弥陀ヶ原から白山室堂センター(2,448m)へ到着、雨のため白山頂上御前峰(2702m)へ登頂は中止して白山室堂センターで休息。驚くことは、こんな標高2450mの閉ざされた場所にも関わらず、大規模な宿泊施設があること。白馬山荘に次いで日本で2番目に大きい山小屋のようです。食堂、売店、水場など一通り揃っていて、充実した場所です。白山山頂郵便局も開局されていて、投函して帰宅後に届く登頂記念!白山室堂センターで一泊
▲平成21年7月20日(月)《3日目》
白山室堂センター2448m3:30起床→4:00出発白山頂上へ→4:45白山頂上御前峰(2702m) ご来光→白山室堂センターで朝食後下山開始6:50→弥陀ヶ原→黒ボコ岩→(砂防新道経由)→十二曲→南竜分岐→甚之助避難小屋→別当覗→中飯場→別当出合着11:00
別当出合発11:30北陸鉄道バス→JR金沢着14:00
金沢発15:14(特急雷鳥34号)→京都7番線着17:39 京都14線発18:13(のぞみ119号)→岡山着19:21 岡山発19:35(特急しおかぜ25号)宇多津20:12 詫間20:34 観音寺着 20:47
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