ひまわり山の会
2005年7月16日白馬岳2,932m
スーパーあずさ11号新宿発白馬行の表示
松本12:34 発(スーパーあずさ11号新宿始発)白馬行


北アルプスの後立山連峰【大雪渓とお花畑の白馬岳(2932m)の登山】

後立山連峰の北の代表格である白馬連峰は、日本アルプスの最北部長野県、富山県、新潟県松本駅入線のスーパーあずさ11号新宿発白馬行の境に位置しています。白馬三山といわれる白馬岳(2932m)、杓子岳(2812m)、白馬鑓ケ岳(2903m)をはじめ、唐松岳(2696m)、五竜岳(2814m)など、古くからアルピニストに親しまれてきた登山ルートがそろっています。 山ろくの村の名前は「はくばむら」で、JR大糸線の駅名も「はくば」だが、本来の山名は「しろうま」であります。それは例年五月上旬ごろに、山腹に現れる雪形が代掻き馬の形をしていることに由来するといわれる。つまり、代掻き馬が「代馬」になり、それが「しろうま」に転化したという説である。ただし、雪形といっても雪解けによって現れる地肌の模様のことであり、したがって実際には白馬ではなく黒い馬である。膨大な積雪によって形成される大雪渓が夏には出現し、富山県の剣岳と、ここより南部にある北アルプスの針ノ木岳とともに日本の三大雪渓の一つに数えられている。白馬の大雪渓は、夏には圧倒的な数の登山者を迎えて、ときには蟻の行列のようにさえ見える。なお、積雪期ともなれば一週間風雪が続くこともまれではなく、白馬岳一帯は世界最悪気象地域の一つにあげられている。幅100m、長さ4.0km標高差600mに時間にして3時間にも及ぶ広大な白馬大雪渓は、圧倒的なスケール感を体感できました。雪渓の上は冷涼な風が吹き渡るので、真夏でも防寒着は必携です。今年も山々の大自然から表現しきれない程のパワーとエネルギーを全身で感じてきました。

白馬山荘から杓子岳,白馬鑓方面右中央が村営白馬小屋
白馬山荘から杓子岳,白馬鑓方面右中央が村営白馬小屋

標高1230mの猿倉荘の登山口 に到着 登山準備と登山届けを長野県警大町署に提出して白馬尻へ向う

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2005年7月16日(土)観音寺6:46出発して岡山、名古屋、松本と乗り換えて白馬駅から猿倉着14:15 標高1230mの猿倉荘の登山口 に到着 登山準備と登山届けを長野県警大町署に提出して白馬尻へ向かう 猿倉前で登山の準備、長野県警大町署へ登山届けを提出して、白馬尻へ向かう 林道をノンビリ歩き、右に北股入川を見下ろしながら、猿倉から白馬尻へ
林道を猿倉から白馬尻へ <白馬尻近くの登山道、石ころ道が続
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林道を猿倉から白馬尻へ
(砂防工事用道路)を歩く
御殿場から登山道へ、石ころ道が続く 大雪渓直下の白馬尻小屋 大雪渓直下に位置する白馬尻小屋前の大雪渓で霧が立ちこめて幻想的

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白馬大雪渓に入るためスパッツ、アイゼン装着準備
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白馬尻小屋着16:00 宿泊 標高1,560m全員記念撮影 白馬尻小屋から横を通り、登山道へ大雪渓に いよいよ白馬大雪渓に入るためスパッツ、アイゼン装着準備。 白馬大雪渓に、軽アイゼンを装着して、さあ出発

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雪渓を登る時は上からの落石に注意しながら、自分でも石を落とさないように注意して登る。  上から転がってきた石が点在する雪渓は、赤いベンガラを撒いたトレースを登る。 2時間30分ほどの大雪渓を登り終わり葱平より大雪渓を見下ろすと登山者の列、列 頂上が見え隠れし出した後少しのかけ声に勇気づけられて


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コマクサの咲き始めは色が鮮やかです 北アルプスでよく見かけるミヤマキンポーゲ
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2500m地点酸欠と疲れの出る地点重い足を一歩、一歩 コマクサの咲き始めは色が鮮やかです 北アルプスでよく見かけるミヤマキンポーゲ 2550m地点のお花畑と:雪渓のがらがらの石の斜面をジグザグに登っていく
岩室避難小屋
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 日本一の規模を誇る白馬山荘2005年で100年
 岩室避難小屋を通過 2553m地点を通過、まだ山荘まで中部森林管理局の標識 稜線にでると剣、立山の展望が開け白馬山荘が見える。ここまで来ると疲れも飛んでしまう。白馬岳頂上と白馬山荘を背後に 白馬山荘に到着、日本最大級の山小屋。レストランも有る

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白馬山荘 2832mは長野県側と富山県側と二棟に分れている我々は2号館富山県の個室の山小屋へ 登山道近くのお花畑と雷鳥 白馬岳頂上から白馬山荘杓子岳白馬鑓へと続く稜線 百名山 白馬岳山頂 標高2932mの 頂に登頂。天気が良く360度の大パノラマ

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白馬山荘の夕食
白馬岳頂上から雲上、尾根の散歩三国境(信州、越中、越後三県の境)への途中馬の背付近にて 白馬山荘創設者『松沢貞逸の碑』の前で撮影、頂上の白馬山荘の見下ろせる場所にある 雲の湧く白馬三山の杓子岳・白馬鑓ヶ岳も間近に迫る 白馬山荘16時45分からの夕食我々は1回目の夕食でした4回に分かれての食事です
2005年北アルプス白馬岳(2932m)の頂上直下にある白馬山荘が、開業100周年を迎えました。1905年(明治38年)に開業し、現在では1200人収容の日本で一番大きい山小屋です。上記左2白馬山荘創設者『松沢貞逸の碑』


ブロッケンとは、つまりブロッケン現象のこと。
なぜかと言うと、白馬山荘の周りは信州側はすごく切れ落ちていてその信州側から午後になるとガスが湧いてきます。そのころ反対側、つまり日本海側からお日様の日を受けると信州側のガスに自分の影が映るのですが、そのとき自分の影の周りに虹が出来て見られた人は、とってもラッキーでとてもありがたい現象です。
白馬岳頂上でブロッケン現象(クリック)を覗き込むひまわり山の会
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ひまわり山の会行程 【白馬岳、大雪渓とお花畑】
7月16日(土) 観音寺6:46発(しおかぜ4号)→岡山7:48着 岡山8:06発(のぞみ2号)→名古屋9:47着名古屋10:00 発(しなの7号中央線、篠ノ井線経由)→松本11:59着   松本12:34 発(スーパーあずさ11号新宿発白馬行大糸線経由)→大糸線JR白馬13:30着 13:45白馬駅発(路線バス)0:30→猿倉着14:15 休憩と登山準備 猿倉発14:45→白馬尻小屋着16:00 宿泊標高1,560m
7月17日(日) 5:00起床 (昼食弁当各自持参、白馬尻小屋で購入)白馬尻小屋6:30発→0:30→大雪渓入り口(アイゼン装着)→大雪渓へ→2:30→大雪渓終 点(アイゼン脱着休憩)9:30→葱平→2:00→村営宿舎11:3:0着→1:00(昼食)→白馬山荘着13:00→宿泊手続き後→白馬岳2932m頂上往復及び雲上、尾根の散歩に三国境へ(信州、越中、越後三県の境)へ往復
7月18日(月) 3:40起床(白馬岳のご来光4:30) 白馬山荘発4:45→お花畑(弁当の朝食0:20休憩)→大雪渓入口、葱平(アイゼン装着)→大雪渓終了(アイゼン脱着休憩)→白馬尻小屋標高9:40着.白馬尻小屋発10:00⇒猿倉11:00着⇒八方温泉の源泉の白馬駅前で露天風呂入浴と昼食⇒大糸線JR白馬駅14:00着 お土産等購入 白馬発14:41(しなの84号白馬発名古屋行7/16.7/18臨時列車)→名古屋着18:21 名古屋18:34発(のぞみ29号)岡 山20:14着 岡山20:22発→(しおかせ27号)→観音寺21:30
★天候に恵まれての山旅は最高でした。登っている時は大変辛い思いをして重い足を一歩一歩ひたすら登りつづけて、たどり着いた白馬岳頂上ですが、肉体的な疲れは数日で回復しました。後に残る思い出はすばらしい景色や華麗な高山植物、ご来光の様子、日本海に沈む夕日、満天の星など日常生活ではなかなか得られない感動と,大自然の“雄大”という言葉だけでは表現しきれない程のパワーとエネルギーを全身で感じられた自然の体験でした★